Interview

うずらの雌雄を
見分ける鑑別の仕事に
楽しく取り組んでいます。

永田 雅子赤城農場/2010年入社

鑑別の仕事がしたくて入社を決めました

高校が農業高校だったので、インターンシップで養鶏場の仕事を体験する機会がありました。特に印象に残ったのが、生まれたばかりのヒナの雌と雄を見分ける鑑別の仕事です。難しいけど、おもしろそうと思ったのです。そこで、この仕事ができる就職先を探すなか、紹介してもらったのが当社です。ヒナをふ化・育成しているのは赤城牧場ということで、豊かな自然のなかで働けることも魅力でした。
こうした入社した当社ではまず、飼育の仕事をしながら、専門の鑑別士さんのもとで1年間、鑑別の勉強をしました。肛門の形で見分けるのですが、ちょっとした違いなので、思った以上に難しかったですね。でも、ひたすら肛門を見続けることで、少しずつですが、違いがわかるようになっていきました。

大変でも、
好きで選んだ仕事ならでの面白さ

赤城農場では現在、自農場以外にも高崎農場や倉渕農場で飼育するうずらのヒナのふ化と育成を行っています。そのため、約2週間で4万羽を超えるヒナをふ化させ、そのヒナたちを鑑別することになります。これを師匠と言える専門の鑑定士さんと私2人で担当しています。3日間は、ほぼ鑑別の仕事で1日が終わるといった感じです。
正直、大変だなと思うこともありますが、好きで選んだ道なので、やりがいがありますね。もちろん100%というわけにはいかず、時には雄が混ざってしまうこともあります。スーパーで買ったうずらの生卵が、たまにふ化するのもそのためです。スピードも正確性も、まだままだ師匠には及ばないので、もっともっと精進して鑑別の腕を上げていきたいと思っています。

Private

ペットと過ごす癒しのひと時

もともと動物が好きで、家でも犬2匹と猫1匹を飼っています。どんなに疲れて帰宅しても、このペットたちと触れ合う時間を持つと、1日の疲れが吹き飛びます。

1日の仕事の流れ

7:00
出社。午前中は、ひたすら鑑別。
12:00
職場のみんなと談笑しながら昼食。
13:00
うずら舎の見回り。
14:00
ふたたび鑑別の仕事。
18:00
業務終了。帰宅へ。